中国ではグレートファイアウォールが導入されており、グーグルやLINE、インスタなどこれまで日本で使っていたサイトやアプリの多くが使えなくなります。
上記のようなサイトを中国でも利用するため、出発前から準備をして行く必要があります。
その準備について、ご説明します。
ネット(VPN)について
VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、ネット上に自分専用のトンネルを作り、そのトンネルを通って通信する技術です。
もともとはスパイウェアやウイルスなどから身を守るために開発されたもので、トンネルを通ることで外部からは見えなくなる上、トンネル内は複雑に暗号化されるため安全に通信をすることができます。
中国でインターネットを使うと、通常はグレートファイアウォールにより多くのサイトが見られなくなってしまいますが、このVPNを通って通信すれば、匿名化された状態になるため中国にいながら、日本で使えたサイトが見られるようになります。
プリペイドのVPN付きSIMカードを購入
現地でインターネット契約をするまでのために使いました。
8日や1ヶ月の期間付きで、旅行とか出張のときに使うようなものです。
3つ用意して全部使えましたが、やはりどれも遅くて、動画を見たりするのは難しかったです。
隔離ホテルにもWi-Fiはありましたが、これも電波は悪かったです。
VPN契約
これはその後の生活でも使うためです。
我が家はUCSSを使っています。
アプリでVPNをオンオフして使います。
他のVPNを使うとどうしても遅くなりますが、UCSSは遅くなる感じはほとんどないのでおすすめです。
ただしその分少しお高いです。
JOYTEL契約
JOYTELは調べていて良さそうだったので、隔離中に契約し、隔離が明けた日に家まで届けてもらいました。
家にJOYTELのルーターを置いて、家のネット回線と接続して使うもの。
iPhone等ではいつものWi-Fiと同じように使えて、とっても簡単です。
隔離が明けた今は、家ではマンションのWi-FiにJOYTEL、
外では到着後契約した中国SIMにUCSS
という風に過ごしています。
どちらも全く問題なく快適に使えています。
電話番号について
ただ、上海に来てから分かったのですが、ネットだけでなく電話番号も早めに必要です。
ほとんどのアプリを使えるようにするために中国の電話番号が必要
中国はITが発達している社会なので、スマホアプリはどんな時も必要です。
特に、支払いをする際はアリペイかWe ChatPayを使用している方が多く、クレジットカードを出している人は見かけたことがないように思います。
それで隔離中に、ネットで見つけた電話番号付き中国SIMを購入しホテルに届けてもらいました。
可能なら、ネット環境と併せて中国の電話番号も確保して行くのが良いと思います。
中国でのキャリア契約に関してはこちらの記事をご参照ください。