今まで日本以外のところに住んだことがなかったから、毎日新しい発見でいっぱいです。
まだ上海に来てあまり経っていませんが、現時点で日本のここが良いな〜と感じている点を挙げたいと思います。
水道水が飲める
中国では水道水をそのまま飲むことはできません。
水道水が飲めないって思ったより困るんです。
ミネラルウォーターを飲むというのは分かるけど、味噌汁の水とか、お米を研ぐときの水とか、歯磨きの時だって、水を飲むシーンって細かく考えればたくさんあります。
我が家のマンションでは全体的に浄水器を導入していると聞いているのもあり、味噌汁の水はミネラルウォーター、お米は1.2回目に研ぐときは水道水、最後に研ぐときと炊くときはミネラルウォーター、歯磨きは水道水、と緩い感じにしていますが、日本人の中には歯磨きの水もミネラルウォーターという人もいるそうです。
日本では水道水がそのまま飲めて、100%の信頼が置けるというのは、有難いことだったんだなと感じます。
トイレが清潔
正直、上海はトイレが汚すぎます。
日本人同士の会話でもたまに上がりますが、どうしたらこんなに汚れるのか理解できないくらい、汚いトイレが多いです。
綺麗で良い雰囲気のレストランでも、トイレは地獄ということがあります。
出かける際に、清潔なトイレがありそうかどうか、ということも一つの検討ポイントになったりします。
なお、中国のトイレにはトイレットペーパーがない場合が多くありますので、ティッシュの携帯を忘れてはいけません。
危険を感じることが少ない
日本で暮らしていて、「わっ死ぬ!」と思う瞬間ってあんまりないですよね。
上海ではたまにあります。
車やバイク、自転車の往来が多いのですが、車は特に運転が荒めだと思います。
実際にまだ上海に来て1ヶ月も立たない頃に、タクシーに乗っていて事故に合いました。
タクシーはアプリで簡単に呼べて、車の種類まで選べる(普通のタクシー、ちょっと良い車、とても豪華な車、大人数乗れる大きな車、など)のですが、タクシーはお客さんをたくさん乗せれば乗せるほど稼げるというのもあり、急いでいる運転手さんが多いように感じます。
この間乗ったタクシーの運転手さんも、前の車をかなり煽っていました。
曰く、「前の車はタクシーではないから、急いでも急がなくても稼げないんだ。」
交通量も多くスピードも凄いので、徒歩で横断歩道を渡るときはいつもドキドキします。
日本は安全な所だったのだと感じています。
お風呂に浸かる
中国では、お風呂に浸かって温まるという文化がほとんどないようです。
浴槽こそありますが、ビジネスホテルのお風呂のようにシャワーカーテンがあり、隣がトイレと洗面所という作りが一般的のようです。
ごく一部のマンションには日本風の洗い場があるお風呂もありますが、ほんの数えられるほどです。
日本人の中では、家探しの条件として、日本風のお風呂があることを条件とする方もいます。
細かな配慮
日本にいても、海外の製品を買って「あれ、マジックカットじゃないの?開かないよ!」と思うことってありますよね。
あれが四六時中なので不便です。
基本パッケージを開けるにはハサミが要ります。
キッチンの棚も、日本だと扉に包丁を入れるボックスがあったり、カトラリーを入れられる引き出しがあったりと使いやすいように作られていますが、今の家は大きい扉がどーん!とついている棚があるだけで、空間をうまく使えず悩ましいです。
日本の製品の中には細かで実用的な配慮がたくさんあったのだなと感じています。
終わりに
いろいろ書きましたが、上海には上海の良い所もいっぱいあって、日本も好きだし、上海も大好きです。
こうして別の国に来て、日本のここが良かったなと確認できると、いつか日本に帰った時にはとても感動できそうです。